宇根さんの伴奏で校歌を歌う児童たち
森の里小学校（西川克行校長）の卒業生でプロのバイオリニスト・宇根京子さんを招いた演奏会が２月19日、同校で開かれた。
今年30周年を迎える同校では、記念事業の一環として「夢・未来・はるか教室」を企画。さまざまな分野で活躍する卒業生を招き、児童に夢を叶えることの大切さを教えることが目的で、今回はその第１回目。
宇根さんは現在、ＮＨＫ交響楽団のバイオリン奏者として活躍し、過去には国際コンクールの入賞歴もある。エルガーの『愛の挨拶』や、モーツァルトのソナタなど８曲を演奏すると、子どもたちは一気に静まり返り、その音色に耳を傾けていた。
質問コーナーではたくさんの児童が手を挙げ、バイオリンと宇根さんに興味津々な様子。最後は宇根さんが弾く校歌のメロディーに合わせ、児童の大きな歌声が体育館に響いた。
宇根さんは子どもたちに向けて「毎日少しでも練習することが大切。がんばってね」とエールを送った。
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