妻田北の「花おんぷカルチャースクール」などでガーデニングの講師をしている又村秀さん(56)が、第1回ガーデニングコンテスト(主催・日本家庭園芸普及協会)のコンテナガーデン部門で最高位の金賞、ハンギングバスケット部門で奨励賞に輝いた。作品はそれぞれ「第25回日本フラワー&ガーデンショウ」の中で展示された。
このコンテストは千葉県で4月10日から12日まで行われた同ショウの25回開催を記念し新たに設けられたもの。テーマは「はじまる!つながる!花と緑のおつきあい」とし、春を表すピンク色の花を使うことなどが条件。
コンテナガーデン(寄せ植え・23作品)、ハンギングバスケット(壁掛け寄せ植え・31作品)、ミニガーデン(9作品)の3部門で行われ、テレビ番組で活躍する園芸家らによって審査された。
コンテナガーデン部門で金賞になった『和ったかいんだから』は、モダンな和の雰囲気を表現した作品。コデマリ、アリウム、マーガレットなどの花が使われている。鉢や後方の背景も自作。砂利を塗りこむなどの塗装を1週間かけて施した。「どこから見てもよくできた仕上がりになりました」と又村さん。
ハンギングバスケット部門の『おめでとう!』は、花束を立体的に表現したもの。「来場者からも表現が面白かったと言ってもらえました」という。ペチュニア、マーガレットや、キク科のオステオスペルマムなどを使用。枝や茎の動きなど、細部にもこだわった。
長年花屋を営み、15年ほど前からこうしたコンテストへの出品を続けている又村さん。今回複数部門で入選したのは又村さんただ1人だった。
「見栄え」にこだわり調整
作品はどちらも構想3カ月。花の開花を審査日に合わせるため、同じ品種を3つ用意。一番いい状態のものを選んだ。室温の低い場所に置くなどして開花時期を調整。審査会場での作業は規定で出来ないため、花のデザインも、よく見える位置に咲きそうなものを置くなど工夫した。
普段はカルチャー教室の講師でもある又村さん。「人に教えている立場としても、評価されたのは嬉しい。今後は人が作っていない、誰も見たことがないアイデアのものを作りたい」と次なる目標を語った。
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