「安心・安全な街」の指標であるセーフコミュニティの再認証式典が11月14日、市文化会館で行われた。厚木市のセーフコミュニティ初取得から5年。取り組みの定着と継続性が認められ国内では3例目の再認証となる。
セーフコミュニティ(以下SC)とは、「事故やけがは偶然に起こるものではなく、必ず予防できる」という理念のもと、地域や行政、関連機関が協働して「安心・安全な街」をめざす取り組み。WHO(世界保健機関)によって推奨されている、世界規模のものだ。
厚木市は2008年から認証に向けた取り組みを開始し、10年に初取得。5年が経過した今年は制度で義務付けられた再認証審査の年であり、それに向けた準備が進められてきた。
再認証において最もポイントとなるのが、「継続性」。初取得の際に挙げられた交通安全や防災などの8つの課題について、改善されているか、活動が継続されているかなどが審査された。
その中でも、成果が確認されたのは交通安全対策や自転車生活の安全対策。交通安全教室や自転車用ヘルメットの着用運動などが継続され、交通事故件数は認証取得後も減少傾向にある。これらの成果と、昨年10月の事前現地指導を経て再認証が決定した。
この日、式典には小林常良市長をはじめとする関係者に加え、SCに取り組む自治体の市長らが出席。会場にはSC推進委員会や防犯関係団体、一般市民など約320人が集まった。
1部ではSC自治体シンポジウムを開催。厚木市セーフコミュニティ専門委員の石附弘氏をファシリテーターに、認証取得自治体の市長と各市の取り組み等が紹介された。
2部では市長をはじめとする関係者6人によるSC合意書への署名式が実施され、SC公認認証委員のチョ・ジュンピル氏から認証の証である認証旗と盾が授与された。小林市長は「今日をスタートとして、これからも、市民の皆さんと手を携えて努力、精進していきたい」と、次なる5年後に向け力強く語った。
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