厚木市は来年1月1日から、出生届を提出した来庁者に届けの写しを記念品として贈呈する。これは厚木市議会(越智一久議長)の12月定例会議において、高田浩議員(改革あつぎ)からの一般質問を受けて小林常良市長が答弁したもの。出生届の写しを市民に贈呈するのは県内では初めてで、全国でも珍しいという。(12月19日起稿)
この取組みについては、2013年9月の市議会定例会の一般質問で、高田議員が市民サービスの向上の一環として、婚姻届や出生届提出の控えを記念品として贈呈する方法を提案。このうち、婚姻届については2014年8月8日から控えの贈呈が始まっている。
12月定例会議では、高田議員が出生届を進呈する提案の進捗状況を質問。これに対し小林市長は「写真や出生届の写しを収めることのできる本市オリジナルの記念証ファイルを作成しているところであり、平成28年1月から贈呈できるよう準備を進めているところであります」と答弁した。
厚木市によると、過去には赤ちゃんが生まれるとアルバムなどを渡していた時期もあったというが、現在はこうしたプレゼントは行っていなかった。
先行して始まっている婚姻届の記念証ファイルは豪華な作りになっているが、出生届の記念証ファイルはシンプルな作りになる予定。A3サイズの出生届の控えが、ファイルの見開き部分に貼られる。控えにはあゆコロちゃんの記念スタンプが押印され、ファイル自体には厚木の四季の風景写真が背景にデザインされている。表紙の部分には「出生届記念証」の文字とともに、写真を貼り付けるスペースが設けられている。この事業に関する市の今年度予算額は31万円。
記念証ファイルをもらうには、出生届の提出時に申請が必要となる。市役所開庁時の提出であれば即日の贈呈となるが、閉庁時に出生届を出した場合、記念証ファイルの受け取りは後日となる。
市によると、2014年度中の出生届受理件数は2307件。2015年も11月末までの段階で1561人が生まれている。
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