市内でも随一の人気レジャースポットで、週末にはバーベキューを楽しむ家族連れや学生などで賑わいを見せる相模川、小鮎川、中津川が集まる三川合流点。厚木市は、観光客を呼び込み、さらに活性化をしていこうと、「手ぶらでバーベキュー」をこの夏に実施する。
この「手ぶらでバーベキュー」は、より気軽に河川敷でのレジャーを楽しんでもおうと企画されたもので、三川合流点に道具などがなくてもバーベキューを行えるエリアが設定される。このエリア以外の河川敷についてはこれまで通り、自分たちで道具や食材を持ち込んで利用することができる。
同事業は、2012年に策定された「相模川厚木市水辺拠点創出基本計画」の一環。同基本計画を実現していくため、水辺ふれあい拠点検討推進委員会が立ち上げられ、市職員や関係者などの委員が定期的な会議や、河川敷のバーベキューが11年から有料化されている多摩川(川崎市)などへの視察を行ってきた。今年度は社会実験として実施され、この結果により来年度以降も本格的に実施していくかを検討していく。
同事業を担当する河川ふれあい課によると、手ぶらでバーベキューの実施期間は、今年8月中旬から9月中旬を予定。具体的な開始時期や用意される道具・食材、運営事業者、利用料金、ゴミの処理方法、実施エリアなどについては、「調整段階で、6月末ごろまでを目処に正式に決定していく」という。
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