神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

妻田地区 60年ぶり素人芝居復活へ 来月、妻田薬師縁日で奉納

文化

公開:2017年9月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
9月9日の午後、3時間にわたるお薬師さんでの稽古のようす。地域総出で熱がこもる。涙なくしては観られない農家家族の物語りは当日のお楽しみ―。
9月9日の午後、3時間にわたるお薬師さんでの稽古のようす。地域総出で熱がこもる。涙なくしては観られない農家家族の物語りは当日のお楽しみ―。

 かつて地域の縁日で上演される大衆演劇はそこに住む人々の大きな楽しみであり、息抜きでもあった。古き佳き時代の地域の楽しみを復活し、交流の場を再興しようと、妻田地区の住民が、60年ぶりの素人芝居の復活に取り組んでいる。稽古はいままさに佳境。

 10月12日(木)の妻田薬師縁日の余興(18時から)で上演奉納される演目は、「『目覚』〜ある家族の物語〜」。貧しい農家の5人家族の日常と村人や山道のお地蔵さんとの心の交流、農村風景が描かれている。

 この芝居は、昭和30年代に妻田青年団(地域の奉仕団体)が妻田神社の縁日で公演していたもの。当時の台本を保管していた又村和夫さんらの提案で今年2月、この素人芝居を復活させようと動き出した。5月から台詞や動作など稽古を続け、9月からは当日舞台となる妻田薬師境内の特設舞台で稽古に励んでいる。

 当時の台本(市場地区の故・小池正男さん原作・脚本)を現代風に改定したのは又村孝夫さん。主催は妻田薬師保存会(小島一郎会長)。妻田薬師縁日余興実行委員会(川島浩平実行委員長)が実施主体。舞台装置、美術、音響照明、衣裳メイクにいたるまですべてが、妻田地区12自治会員によるもの。地域への郷土愛と結束力に溢れた濃密な空間になること必至。

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

新たな歴史をスタート

厚木王子高等学校

新たな歴史をスタート

校章も発表

4月12日

市の支援で運行移管

コミュニティバス「森の里ぐるっと」

市の支援で運行移管

新車両も導入

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook