厚木版 掲載号:2017年11月10日号
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藤原さんと岸田さん梨のタルトで復興支援売り上げの一部を寄付

社会

焼きあがったタルトを持つ岸田さん(左)と、加工前の高木梨を手にする藤原さん。藤原さんが胸にあてるのは活動先の「チーム絆」のTシャツ=11月6日・ポニイ
焼きあがったタルトを持つ岸田さん(左)と、加工前の高木梨を手にする藤原さん。藤原さんが胸にあてるのは活動先の「チーム絆」のTシャツ=11月6日・ポニイ

 今年7月の九州豪雨で土砂災害を受けた福岡県朝倉市黒川地区の名産・高木梨を使った復興支援スイーツが完成した。ボランティアで現地を訪れた藤原大(たけし)さん(38・恩名在住)が梨を調達、スイス菓子ポニイの店主・岸田嘉夫さん(63・旭町)が調理、販売する。

 藤原さんは活動先のボランティア団体、「チーム絆」の一員として9月に黒川地区を訪問。先に現地入りしていたチームのメンバーとともに、土砂の堆積した梨畑を「片付け」、さらに「食べて、つなぐ」3段階の支援を考案した。木から落ちた梨を廉価で販売し「食べる」支援を、次にサイズ等は規格外でも味に遜色のない梨の加工先を探す「つなぐ」活動を始めた藤原さんは、顔見知りだった岸田さんを思い出し、相談。15kgの高木梨を箱に詰め、ポニイへ持ち込んだ。

 「洋梨は扱ったことがあったが日本のものは初めてで、最初は完成品のイメージがつかなかった」と語る岸田さん。歯触りがよく、水分も甘みもある高木梨をタルト生地にのせて焼いてみたところ、素材の良さが十分に残る仕上がりに。洋梨のリキュールを香りづけに使い、「応援!高木梨タルト」が完成した。

 タルトは1カット400円(税込)で販売中。50円を義援金として現地に寄付する。なおポニイの店頭以外では30日(木)、湘南厚木病院ロビーで行われる出張販売でも購入が可能。午前11時〜午後1時半ころまで。数に限りあり。

 藤原さんとチーム絆の支援は継続中で、梨の次には柿が出番を待つ。岸田さんは、「クリスマス用のドイツ菓子に使ってみようかな」と早くもレシピに思いを巡らせはじめている。

 タルトに関する問合せはポニイの岸田さん【携帯電話】070・6471・4641へ。
 

泥の堆積した梨畑(藤原さん提供)
泥の堆積した梨畑(藤原さん提供)

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