『第22回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA』の最終選考となるアジア大会の結果が1月18日に発表され、厚木市温水在住の河邉直生さん(厚木高校1年)がショパニストA部門で金賞を獲得した。また河邉さんの受賞と共に、指導者・くさやまようこ氏(厚木市長谷/ひだまりの丘ピアノ教室代表)にも指導者賞が贈られた。
同コンクールは、ショパンの音楽を通じて国際レベルの優れた演奏家を発掘・育成することを目的に行われているもの。地区大会・全国大会・アジア大会と開かれるが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、オンライン形式による審査で行われた。
河邉さんはショパン愛好家が集まる「ショパニストA部門」に、ショパンの『ソナタ 第3番 作品58 第4楽章』でエントリー。地区・全国大会を突破し、迎えたアジア大会では見事に金賞を受賞した。「やっと貰えた、初めての大きな賞。とても嬉しいです」と河邉さん。ショパンの表情豊かで繊細な部分、人それぞれの表現ができるところが好きだと話す。
4歳から福岡で音楽教室に通いだしたという河邉さん。小学1年生で厚木に移り住み、ピアノをやりたいと現在も通うひだまりの丘ピアノ教室の門を叩いた。10年間、河邉さんを見続けるくさやま氏は「楽譜を読むのが早く、テクニックがすごい」という。また自身の賞についても「直生くんが私に最高のプレゼントをしてくれました。ピアノ教師として何より嬉しく、大切な宝物です」と話した。
次の目標は3月に行われる「かながわ音楽コンクール」。河邉さんは「小6からずっと出ているコンクール。今度こそ賞を獲りたい」と練習に励んでいる。
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