メイドインつづき 中小製造業の活動をＰＲ 冊子発行や展示会参加
ブースには多くの来場者が
都筑区区政推進課では区内の中小製造業の技術をＰＲするメイドインつづき推進事業の一環として、企業概要などを紹介する冊子の２０１３年版を発行。これに合わせ、２月６日から８日まで開催された展示会「テクニカルショウヨコハマ２０１３」の出展支援を行った。
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都筑区は市内でも有数の中小製造業の集積地としても知られており、池辺町の工場地帯や東山田、早渕などに工業団地が広がっている。その活性化を目的に、区では２０１０年から同事業を開始している。
今年冊子に掲載された企業は22社。各企業の技術、製品、得意分野などを紹介しており、企業間の販路拡大を目指す。また冊子を同展示会で配布することによって、区外企業へと領域を広げたマッチングの機会向上を支援した。
掲載10社がテクニカルショウヨコハマに出展
同展示会は毎年パシフィコ横浜（横浜市西区）で行われている。県内中心の中小製造業が集い、セミナーやパネル展などで工業技術を紹介するもの。区では横浜市ブースの一角をメイドインつづきブースとして、冊子掲載10社の出展を支援。期間中は多くの来場者があり、企業間交流が盛んに行われた。日之出産業（株）（池辺町３８５４）が行った排水処理技術に関するセミナーでは立ち見が出るほどの盛況ぶりを見せた。来場者からは「都筑区にこんなに工場が多いとは知らなかった。普段はなかなか得られない情報が多く、参加して良かった」などと声が上がっていた。
同課担当者は「都筑区は商業施設が多いイメージが強いが、製造業も盛んであることを広められたのでは。年々参加を希望する企業も増えているので、今後は企業紹介もＨＰなどで展開できるようになれば」と今後の展望を語った。
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