子どもの街でにぎわい 被災地との交流も
ハウスクエア横浜で19歳以下の子どもたちが仮想都市を運営するミニヨコハマシティ(以下ミニヨコ)が3月23日、24日に開催され、約800人の子どもが参加した。
これは子どもたちが食べ物の模擬店だけでなく、銀行などの公的機関も設けて街を運営するもの。仮想都市内では独自通貨の「ミニヨン」で買い物をすることが可能。参加者は模擬店のアルバイトなどでミニヨンを得ることができる。
当日はミニヨンを得るために職業紹介所に並ぶ子どもや、銀行ではミニヨンを受け取る人で行列ができるなど、にぎわいを見せた。参加した佐藤篤史君(10)は「銀行で働きました。みんなを待たせないように速く、正確にミニヨンを渡すのが大変だった」と話した。
また今回は初の試みとして、東日本大震災で被害を受けた被災地の子どもたちをミニヨコに招待。被災地のクイズコーナーや、東北の名産品販売も行われ、大人も楽しめるイベントになった。主催のNPO法人ミニシティ・プラスの岩室晶子副理事長は「大人も参加できるイベントにできた。来年以降も保護者の方に理解を深められるようなミニヨコにしたい」と話した。
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