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知っ得!歯科通信vol.38 Q.いつも感じるあの痛み...知覚過敏?それとも虫歯? 取材協力/かみくら歯科
冷たいものや酸味の強いものを飲食したり、風が当たった時に感じる「キーン」とした歯の痛み。それは知覚過敏のサイン。軽視していると神経を抜かなければならないケースもあるので注意が必要だ。
「知覚過敏の特徴は、歯がしみる、痛むといった症状が『一時的』であるということ。症状が慢性的に続く虫歯との違いはこの点で、『軽いから』『我慢できる』などと放置しておくと歯髄炎に進展し、歯の神経を抜く処置をしなければならないこともありますので早めの治療を」と話す神倉院長。
知覚過敏は何らかの影響を受け、歯の象牙質が露出した際に起こる現象。そこで重要になるのが毎日の歯みがきだ。歯の表面を覆うエナメル質は歯ぐきとの境目が非常に薄くなっており、ブラッシングが強すぎるとこのエナメル質が傷ついたり、欠損してしまうという。
「意外かもしれませんが、歯みがきに対する意識が高い人が知覚過敏になるケースが多く見られます。虫歯にならないように丁寧にみがくことは大切ですが、ゴシゴシと強くみがくと逆に歯の表面が削れてしまいます。心当たりのある方は注意が必要です」と神倉院長は指摘する。
治療は原因により様々だが、軽度であれば薬の塗布や欠損したところに詰め物などをして修復する。初期症状では虫歯なのか知覚過敏なのか分かりづらい面もあるので、自覚症状が出た時点で早期に歯科医院でチェックしてもらうのが賢明といえそうだ。
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