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知っ得!歯科通信vol. 42 Q.妊娠時は虫歯になりやすいって本当? 取材協力/かみくら歯科
妊娠中は『つわり』や『精神的な不安』などで口腔内のケアは怠りがちに。しかし、口腔内は妊娠特有の変化により虫歯や歯周病リスクも高まる傾向にあると聞く。今回は「妊娠中の口腔内トラブル」について、神倉院長に話を聞いた。
「妊娠初期〜中期はつわりなどの影響で、中期〜後期は急激な体型の変化で口腔ケアが思う様にできない事があります。体調が芳しくない時は無理に歯ブラシをしなくても、マウスウォッシュや水で口をすすぐだけでも一定の効果があります。できる範囲のケアから取り組みましょう」と神倉院長。
妊娠中は自覚症状のあるなしに関わらず、歯科検診を受けることが大切。虫歯はもちろん、歯肉炎や親知らずなど、隠れた症状が見つかるケースも多いからだ。
神倉院長は「歯ぐきが腫れて炎症を起こす妊娠性歯肉炎は放っておくと早産や低体重児出産のリスクが高まることも報告されています。あまり過度に神経質になる必要はありませんが、体調の落ち着く5〜8カ月頃の安定期にしっかり検診を受けることをお勧めします」と呼びかける。
横浜市では昨年の10月から妊婦健診を行っており、妊娠期間中、指定の実施医療機関で1回無料の歯科検診が受けられる。同歯科では「虫歯や歯周病は感染症のひとつです。赤ちゃんと自分自身のためにもぜひこの機会に」と話す。
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