都筑・青葉警察署 合同訓練で連携強化 コンビニ強盗を想定
都筑警察署と青葉警察署が6月4日、コンビニエンスストアの強盗訓練と緊急配備訓練を行った。
今年3月頃、港北ニュータウン近隣のコンビニに強盗が押し入り、現金を奪い逃走する事件が立て続けに発生した。凶器を持った犯人が逃走した時に大切なのは要所での緊急配備。あらかじめ決められている駅周辺や主要な幹線道路などに警察官を配備し、いかに早く犯人を追い詰めるかが鍵となる。両署はこのような事件発生時に迅速な対応を行うことを目的に訓練を行った。
訓練の舞台になったのは都筑区と青葉区の境にあるファミリーマート荏田南3丁目店で、署員など約80人が参加。拳銃を持った男が現金を奪い、車で区境周辺を逃走するという想定で行われた。車に乗った犯人はあざみ野駅方面へ。その後は中川駅周辺から国道246号線と、都筑区と青葉区を往来する経路で逃走を続けた。その間、管内で配備された警察官同士が連携をとり、犯人を追跡。追い詰められた犯人は青葉ICそばの谷本川沿いで警察官に取り押さえられ、検挙となった。
訓練を終えた都筑署員は「他署との連携を高めることができた。被害を最小限に止められるよう、常に緊張感を持って業務に臨みたい」と話した。
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