昨年70年ぶりにデング熱の国内感染者が発生したことをうけて今年度横浜市では、蚊の生息状況やウイルス保有状況などの調査を拡充。6月から10月まで18区すべてで実施する。
2011年度から市内19カ所で定期的な蚊の採取調査を実施していたが、今年は都筑中央公園や観光客の利用も多い山下公園や港の見える丘公園など25カ所を対象とした。1カ所で月2回、計10回調査する。
またデング熱を媒介するヒトスジシマカは活動範囲が半径150m程と狭いため、「蚊を増やさない対策を」(健康福祉局)と市民に呼びかけている。具体的には植木鉢の受け皿を週に1度替える、屋外の古タイヤや空き缶を片付けてボウフラの発生源となる小さな水たまりをなくす、雑草の草刈りなどがあげられる。
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