5日、地区センターで行われた関係者会議
安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を求めるため、都筑区内を中心に活動している各団体や個人が集まり5日、都筑地区センター会議室（葛が谷）で関係者会議が行われた。この日、参加したのは「２０００万署名 都筑の会（通称）」の関係者ら約15人。
都筑の会は、憲法学者や多くの著名人が賛同する「戦争させない・9条壊すな！総がかり行動実行委員会」が呼びかけている「戦争法の廃止を求める２０００万人統一署名」を区内でも広げようと2月20日に立ち上がった市民団体。都筑革新懇や横浜建設港北支部、年金者組合・都筑支部、新婦人都筑支部など計7団体で構成されている（3月14日現在）。正式名称は「安保法制（戦争法）廃止・立憲主義の堅持・個人の尊厳を守る２０００万署名都筑推進センター」。
元・横浜市従中央執行委員長で都筑の会、代表世話人の前田辰男さん（68）は「（安保法制が）強行採決されたが、間違っているんだということを発信したい」と、同会を発足させたその思いを話す。「（廃止に向け）可能性は広がっている。3月末までに５００人の署名を集めたい」
昨年8月の国会前でのデモ活動に参加した代表世話人の山成智子さん（57）は、集まった高校生や大学生などがラップ調で「民主主義って何だ、これだ」と心から叫んでいたのを見て「いままでにない世代が立ち上がっている。一緒に訴えていかないと、老体に鞭打って活動しています」と語る。
前田さんによると、現時点で署名は１００人程集まったという。今月19日には会発足後、初の宣伝、署名活動を市営地下鉄「センター南駅」周辺で実施する予定。時間は13時半から。
署名や同団体の活動に関する詳細・問い合わせは、「２０００万署名 都筑の会」事務所【電話】０４５・９４１・７２１８、もしくは前田さん【携帯電話】０９０・４５２３・０５０８。
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