振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、都筑警察署(新村晃一署長)は7月28日、城南信用金庫川和支店の徳永直浩支店長(46)と三菱東京UFJ銀行港北ニュータウン支店の荻野淳二支店長(49)に感謝状を贈呈した。
6月23日の同日に両金融機関で事件は発生した。この日、城南信用金庫川和支店の職員を名乗る者から「5年分の還付金がある」という電話を受けた夫婦は、指定された別の銀行に行く前に同店に立ち寄った。実在しない職員を訪ねてきたことを不審に思い、振り込め詐欺の可能性があるとして同店は警察に通報。被害を防いだ。徳永支店長は「支店の向かいに交番があるため、いつでも通報できるよう意識作りをしていた」と振りかえった。
また同日、三菱東京UFJ港北ニュータウン支店に高額の預金を引き出そうと女性が訪れた。行員がその用途など熱心なヒアリングを行ったところ、金融庁職員と偽った人物から架空の名義貸しトラブルで解消料を要求されていたことが発覚。説得と通報を行い、被害を未然に防いだ。荻野支店長は「常々、不自然な点があったら遠慮なく通報をと喚起しており、今回のようなスムーズな対応につながった」と話した。
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