茅ケ崎東にある正覚寺(八木廣純住職)で23日、「酉の市」が行われ、区内外から多数の人が訪れた。
酉の市とは、商業者の商売繁盛や地域住民の開運を祈願する恒例行事。同寺院内に大鷲神社があることから毎年、11月の第二の酉の日(二の酉)に行われている。例年約800人以上が参拝に足を運ぶ、地域に親しまれている催しだ。
八木住職によると「今年はいつもより人が多かった」といい、正午を過ぎると境内が混み合い始めた。中には、冬の風物詩を撮影しようとカメラ片手に訪れる人も。また、ピーク時には参拝者が福をかき集める「熊手」や、福を掬い取る「福箕(ふくみ)」を買い求めるために長い列をなした。
購入者に対し八木住職や世話人らが行うのは、景気のいい一本締め。商売繁盛の願いを込めて一人ひとりにおくると、辺りには「よーおっ」という威勢のいい掛け声と手を打ち鳴らす音が響いた。
熊手を購入した区内の(株)アドバンス電気、生藤(いけふじ)進さん(41)は「無事に会社が繁盛するようにと願いました」と話した。
その他、参拝者へおでんの振る舞いや横浜茅ケ崎囃子保存会によるお囃子の演奏なども行われ、大いに賑わっていた。
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