都筑民家園(大棚西)の古民家内で6月17日、南京玉すだれ体験が行われた。
区内を中心に活動する南京玉すだれ愛好会(林正悟代表)が地域の人を対象に毎月1回、同園で体験会を実施し、伝統芸能の普及に努めている。
当日は約20人が参加。林代表から「釣りざお」「阿弥陀如来」「東京タワー」などの約10種類の技の指導を受けた後、参加者同士で教え合いながら技を磨いた。会の終盤には参加者一斉に「あさて、あさて、あさて、さて、さて、さて、さては南京玉すだれ」の大きな掛け声とともに、すだれを使って、さまざまな形を作って楽しんだ。
タイの高校で日本語を教えている細野洋治さん(73)は、現地で購入したバーベキューの串で作った手作りのすだれを持参し、今回初参加した。細野さんは「すだれの作り方や技を覚えてタイに持ち帰り、日本の伝統文化を生徒たちに伝えていきたい」と話した。
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