一年間の無病息災を願って行われる獅子舞は新春の風物詩とされており、都筑区内でも各地で行われた。
都筑ヶ丘幼稚園
都筑ヶ丘幼稚園（川和町）では今月９日、園児３４１人と未就園児35人に向けて地元の川和上サ囃子連（篠崎哲一代表）が獅子舞を披露。お囃子に合わせた機敏な動きで園児らを圧倒させたほか、ステージ上に置かれたみかんに噛みつき、皮だけ吐き出すというパフォーマンスを行うと会場から拍手が起こった。
その後、各クラスを訪問して一人ずつ頭を噛む仕草をして回った＝上写真。怖がって泣きだす子どももいたが、園児らは「獅子舞さんありがとう」と笑顔で手を振っていた。
都田西小
同日、新学期初日を迎えた都田西小学校（池辺町）では全校生徒約千人が参加した朝会の場で、佐江戸町などを中心に活動する佐江戸囃子連（志田易蔵代表）が３頭の獅子舞に扮しサプライズで登場。会場はどよめきと歓声に包まれた。
続いて囃子連の一員として活躍する同校児童８人もステージに上がり、お囃子の演奏やひょっとこ踊り＝右写真＝を披露。お笑い芸人のネタを取り入れた動きで笑いを誘う場面では大いに盛り上がった。
また、朝会後は獅子舞が各教室を巡り、児童たちは至近距離で伝統芸能を堪能した。
同囃子連によると、都田西小でお囃子を披露するのは同校の20周年イベント以来初めてだという。志田代表は「子どもたちの反応がすごかった。獅子舞を生で見られたのがよかったのでは」と話した。
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