昨年秋に緑綬褒章を受章した長谷川秀男さん(87・東方町在住)を祝う記念祝賀会が3月7日、新横浜プリンスホテルで開催され、各界から300人以上の来賓が会場を訪れた。
天皇陛下が授与する褒章。紅綬や黄綬など6種類あり、緑綬褒章は長年にわたり社会奉仕活動に従事し、顕著な実績のある個人や団体に与えられる。
式典では、発起人代表の村田輝雄都筑区連合町内会自治会会長が「地元の誇り。今後も地域の発展に寄与していただきたい」とあいさつ。その後、林文子横浜市長や小此木八郎国務大臣などの来賓が祝辞を述べた。
長谷川さんは「月日が経つのは早い。皆さまの支えがあって受章できたことに感謝」と謝辞を語った。
式典後に行われた祝宴では、会の発起人らとの鏡開きや長谷川さんの孫、本橋美帆さんが歌を披露。最後は参加者全員と万歳三唱をし、宴は幕を閉じた。
桜の名所、江川を整備
長谷川さんは1978年から東方第二公園などの愛護会長に就任し、除草や清掃を実施。また、各公園の愛護会を統括する区公園愛護会会長として、育てた花を区内の公園に配り、都市緑化の普及にも励んできた。さらに、区南部の江川せせらぎ緑道の整備にも尽力。85年頃に市と連携し、川辺にソメイヨシノを約200本植樹し、今では春に満開の花が咲き誇る区の名所として定着している。
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