都筑区役所(中野創区長)は6月17日、関係機関と連携し、鶴見川付近で水防訓練を実施した。
今月の関東梅雨入りを受け、台風や大雨による河川氾濫などの被害を最小限に抑えるため、関係機関の連携強化や区民の防災意識向上を図ることを目的に行われた同訓練。当日は都筑消防署や消防団、警察署のほか、地域に住む川内自治会など計132人が参加した。
第1部の訓練は、関係機関による情報受伝達訓練や、鶴見川付近にある川内自治会館と日東樹脂工業に設置された2基の防災用スピーカーを使った避難勧告発令などを実施。
その後行われた第2部では、横浜建設業協会都筑区会を中心に土のうを積み上げる水防工法=写真=や、消防局特別高度救助部隊(SR)らによる水難救助訓練を行った。
最後は区職員から地域住民に対し、情報収集の方法や避難の流れ、備蓄など、水害対策の啓発をし、災害時の対処方法を確認した。
中野区長は「災害時は関係機関だけでなく、区民も早めの情報収集や避難行動を行うなど、『自助・共助』の取り組みをお願いしたい」と話した。
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