都筑区戦没者遺族会(皆川健一会長)は11月9日、第24回都筑区戦没者戦争犠牲者追悼式を区福祉保健活動拠点「かけはし都筑」で開催した。
当日は同会会員や中野創都筑区長、村田輝雄区連合町内会自治会会長、区選出の議員ら約60人が参列。黙とうや献花が行われたほか、中野区長などから追悼の辞が述べられると、参列者は神妙な面持ちで耳を傾けていた。
同会を代表して皆川会長は「終戦から73年の歳月が経ち、戦争の深い悲しみを知らない若い世代が増えた。尊い命の犠牲のもとに戦後、日本は繁栄を遂げてきたことを風化させぬよう、後世に語り継いでいくことが私たちの使命」と式辞を述べ、平和を願った。
生後8カ月の時、父親を戦争で亡くしたという女性(76)は「父の記憶はまったくない。家には父が写っている写真が1枚あるだけ。お正月など家族が集まった時、子どもや孫に写真を見せながら戦争の恐ろしさを伝えている」と戦争を次世代に伝える大切さを語った。
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