プラグの抜け防止システムなどを開発している(有)アバンテック(高橋明弘代表=今号人物風土記で紹介)はこのほど、横浜市販路開拓支援事業に認定された。
市が企業の販促活動の経費などを助成することで、販路開拓や商品PRを支援する同事業。今年度は市内21社から支援の申請があったうち15社が認定された。区内からは同社が開発した「段モデル」が唯一、社会課題解決に寄与する商品として支援対象に選ばれた。
同社は2016年、区から依頼を受け、大幸紙工(株)(川向町)と合同で段ボールを使った製品を開発。段ボールの特性を生かし、タブレット端末の落下による破損を保護したり、プラグの抜けを防止するカバーなど多数の商品を生み出し、それらの総称を「段モデル」と名付けた。軽くて自分でアレンジがしやすい点が便利だという。高橋代表は「プラモデルのように、使う人の身近にあるカッターやシールを使ってアレンジできるところが魅力」と話す。
今後は段モデル製品を美大生や小学生がアレンジしている様子を動画で撮影し宣伝。利便性や実用性を分かりやすくPRし、全国各地での展開を見込んでいる。高橋代表は「励みになる。作ったからには、多くの人に手に取ってもらいたい」と意気込む。
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