都筑ヶ丘幼稚園(柏木照正園長)で1月7日、川和上サ囃子連の獅子舞が披露された。
10年以上続くこのイベントは子どもの無病息災を願う恒例行事。当日は園児343人と未就園児30人が集まる同園のホールに獅子舞が登場し、子どもは驚いた表情で出迎えた。お囃子に合わせて機敏に舞う獅子舞は、ステージ上に置かれたミカンに噛みつき、皮だけ吐き出すというパフォーマンスを披露。最後は「おめでとう」と書かれた巻物を広げて見せ、会場からは「すごい」「どうやったの」と子どもから歓声が上がった。
その後、子どもが教室に戻ると、獅子は1クラスずつ訪問し、園児の頭をかじる仕草をして無病息災を願った。間近で見る迫力ある獅子に怖がって泣き出す子どももいたが=写真=、「獅子舞さんありがとう」と手を振りながら見送った。当日払った厄は鶴見川に流されるという。
柏木園長は「泣き出す子もいたが、日本の文化に触れることは大切。伝統として受け継がれ、子どもには元気に過ごしてほしい」と話した。
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