横浜国際プールで1月29日、テロを想定した特殊災害対応訓練が都筑消防署(星野雅明署長)と、警察機関らの合同で行われた。
2019年に行われるラグビーワールドカップの会場や20年に開催される東京五輪で英国水泳チームの事前キャンプ地として受け入れが予定されている同施設。今回の訓練はこれらの国際イベント時に、テロなどの被害を最小限にとどめるため、消防職員の災害対応能力の向上や各関係機関との連携強化を目的に実施された。
当日は都筑消防署、消防団、警察機関、区役所、横浜国際プールの計5機関、約100人が参加。東京五輪外国人チームが公開練習中に同施設での爆破予告を想定し訓練が行われた。発見された不審物を処理した後、不審者が逃亡時に広場で薬品をまき数人の負傷者がでるという設定で訓練した。
実戦さながらの緊迫した雰囲気の中、参加団体は冷静に対処にあたっていた。都筑消防署の石黒靖雄消防司令長は「各関係機関と大規模な連携確認は年に数回のみ。貴重な機会を意味のあるものにできたと思う」と振り返った。
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