音楽やスポーツ、美術などの特技や経験を持った人がボランティア講師として地域で活動する「プログラムバンク」制度を知っているだろうか。区民活動センターが約10年前から「人材バンク」として主催していたが、昨年からは、“特技”の内容をより分かりやすく利用者に伝えようと講義内容を明確にした「プログラムバンク」に名称が変更された。現在約90のプログラムが登録されており、イベントなどで講師を招きたいと考えている団体が利用している。
都筑区役所内にある区民活動センターでは9月18日、プログラムバンク登録講師によるレッスンの体験会が開催された。利用者に制度を身近に感じてもらうとともに、ボランティア講師の練習の場として月に1回ほど開催されている。
当日は整理収納アドバイザー内藤加奈子さんによる片付け講座が行われ、6人が参加。参加者の収納に関する悩みをヒアリングした後、色付きのカードを使って、個人の片付けの癖を調べるワークを行った。内藤さんは「片付けレッスンを受けようとしても敷居が高い。この制度を使って初めの一歩を踏み出す力になれれば」と話した。
同センターの職員は「得意なことを生かして地域で輝く人が増えれば」と制度が地域活性の一助になることを望む。
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