勝田地区に住む高齢者の交流の場として親しまれている「サロンひだまり」が開所10周年を迎え、10月2日に勝田団地第1集会所で記念まつりが行われた。
10年前、高齢者の孤立を防ぐため、市のモデル事業としてかちだ地区おもいやりネットワーク連絡会が開所したサロンひだまり。利用者は毎週水曜日、将棋や編み物などを通して、近隣住民との仲を深めてきた。
記念まつり当日は、約100人の利用者が参加。おもいやりネットワーク連絡会の活動報告が行われたあと、大正琴の演奏に合わせ、「紅葉」や「瀬戸の花嫁」など10曲以上を合唱した。
サロンひだまりで開所当時から、ボランティアを務めてきた大島よし子さん(86)は「ひとり暮らしをしているから、ここで働き、お話をするのが生きがい。ボランティアも増えて、ここまで続けることができてよかった」と振り返る。同連絡会の中山敏明会長は「利用者も高齢化している。交流の場を持ち続けることで、住民同士の仲を深めていきたい」と話す。
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>