都筑区（中野創区長）はこのほど、２０２０年度の区運営方針を発表した。基本目標の達成に向けた５施策を柱とし、地域や各種団体、企業とともに、区民が「ずっと都筑に住み続けたい」と感じるふるさとづくりに取り組む方針だ。
都筑区の基本目標は「『つながり』『活力と魅力』『安心』を実感できるまち、ふるさと都筑 〜区民の皆様と一緒に築く、都筑区〜」と題し、身近な行政機関として、「ずっと都筑に住み続けたい」と区民に感じてもらえるように地域・団体・企業と一緒にふるさとづくりに取り組むとしている。
目標達成に向けた施策として▽つながりと協働を育むまち▽いきいきと健やかに暮らせるまち▽活力とにぎわい、魅力あふれるまち▽安全・安心なまち▽花と緑にあふれ、豊かな環境を育むまち―の５施策に「正確・迅速・丁寧な業務の遂行」を加え、区民の視点に立ったきめ細やかなサービスの提供を目指す方針を示した。
地域まちづくりの推進では区民文化センター（仮称）の整備に関連した機運醸成等に取り組む。また、第４期都筑区地域福祉保健計画の策定や自治会町内会への支援・加入促進にも取り組む。さらに、新型コロナウイルスに関する区民からの相談に真摯に応じるとともに、適時適切な情報発信を行っていくことも盛り込まれている。
そして都筑区内の製造業や都筑野菜をＰＲする「メイドインつづき」の推進や都筑をホームタウンとする横浜ビー・コルセアーズ応援事業なども推進していく。組織運営では長時間労働の是正や働き方改革に取り組むとし、職員力の向上と組織の枠を超えたチーム力の発揮を柱に据えた。
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