横浜のブランド梨「浜なし」が3月下旬ごろから花を咲かせ、区内の果樹農園では、授粉作業が行われている。
新井知剛さんの営む折本園(折本町1523)では、前年より早く19日から梨の木が開花をはじめ、3月23日から4月の中旬まで授粉作業を続けるという。
「昨年は授粉してから雹や雪が降り、実に傷が付いたり量が取れなかったりと苦しい1年だった」と振り返る新井さん。「今年は天候に左右されず商品になるように育ってほしい」と思いを込めた。
同園では「幸水」と「豊水」の2品種を生産。今年は8月のお盆の時期から下旬にかけて収穫を行う予定だ。
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