小学生から高校生までが記者として区内の情報を発信している「つづきジュニア編集局」(NPO法人ミニシティ・プラス/東京都市大学メディア情報学部中村雅子研究室)がこのほど、「2021年度子どもたちの『こころを育む活動』」で優秀賞を受賞した。
この表彰は、人との関わりを大切にして他者を思いやる心などを育む活動の実践や支援例を全国から募り、評価するもの。主催は(公社)パナソニック教育財団。今年は4団体が受賞した。
2009年に都筑区の15周年事業として始まり、現在は24人が活動しているつづきジュニア編集局。子どもたちが1年かけて編集会議や様々な場所で取材を行い、地域に密着した新聞を制作している。現在は年1回、2万5000部を発行し区内の小学校と中学校を中心に配布している。
活動を始めて2年目という田岡優月さん(12)は「普段は入れない場所に入れたり、会えない人に会えるのが楽しい」と笑顔を見せた。
同NPO理事の岩室晶子さんは「『記者の目線』を持てばいつもの街にも新たな発見がある。子ども達が自分の世界を広げていってもらえたら」と話している。
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