芸術文化の交流を続けている日本ウクライナ芸術協会(澤田智恵代表=横浜市在住)が、ロシアから侵攻を受けているウクライナの人道支援のため、寄付を呼び掛けている。支援者には昨年12月に開催されたコンサート動画を配信する予定だ。
世界を舞台に活躍しているバイオリン奏者の澤田さん。ウクライナ出身の世界的バイオリン奏者、オレグ・クリサ氏と親交が深いことに加え、多彩な音楽家を輩出する同国に魅せられ、2018年に同協会を設立。両国でコンサートを開催するなど活動を続けてきた。同国には音楽家の友人も多く、現在の情勢に心を痛め、寄付を募ることを決めたという。
寄付は1口3000円で何口でも対応。同協会の口座を通じ、全額をキエフにある国際NGO「ADRA(アドラ)ウクライナ」に送金する。寄付金は食料品や飲料、毛布など必要物資に充てられる。寄付は左記二次元コードのフォームから申込。3月31日まで受付。
寄付者に演奏を配信
寄付者には昨年12月23日に青葉区で開催されたコンサートの全曲を収録した動画を4月中旬頃配信予定。コンサートは横浜市と1965年から姉妹都市でもある同国の港湾都市、オデッサ市との提携55周年を記念したもの。参考までに当日の様子を4分ほどで紹介した動画も用意(右記二次元コード)。今回の寄付は活動の第一歩とし、今後も音楽配信等を通じて支援していくという。
澤田さんは「人を傷つける戦争は何があってもいけない。ウクライナの美しい街を壊さないでほしい」と願いを語り、一刻も早い平和を望んでいる。(問)【メール】japan.ukraine.art@gmail.com
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>