都筑消防団第三分団第2班の器具置場(通称、小屋)が茅ケ崎南4丁目に完成し、21日にお披露目会が開かれた。同班メンバーや消防団の幹部、地元町内会の会長らが出席し、地域防災の新たな拠点の誕生を祝った。
器具置場が建設されたのは大原みねみち公園の一画で市の公有地。新たな建物は2階建てで、1階には消防車両と資機材を収容するスペースとトイレを備え、2階には会議室とキッチンを整備。シャッターにはイラスト付きで「茅ケ崎地区の安全と暮らしの安心を保つために活動しています」とメッセージを掲げた。
同班が担当する区域は、茅ケ崎町・茅ケ崎南1〜5丁目・茅ケ崎中央・茅ケ崎東1〜5丁目。器具置場はこれまで、茅ケ崎東の正覚寺の厚意もあって境内に設置されていたという。今回初めて同班自前の建物が整備された。
お披露目会であいさつに立った岸佐登志班長は「災害はいつも想像の外にあり、私たちは常に備えなければならない。この地域に住む住民の皆さんが生活し続けることを支援することが役割。シャッターに掲げたメッセージは私たちメンバーの総意です」などと話した。
来賓として都筑消防署の深澤義一署長や都筑消防団の皆川善康団長もあいさつに立ち、地域の念願だった施設の完成に対して祝辞を述べた。
岸班長は「これまでは積極的に団員を募集できない面もあったが、これからは消防団の活動が周知されるようになる。今後は積極的に団員の募集を行っていきたい」と話している。
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