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都筑区版 公開:2023年9月21日 エリアトップへ

TIF 多文化共生目指し初フェス 10月1日、ノースポートで

文化

公開:2023年9月21日

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佐藤理事長、三坂代表、林田館長(左から)
佐藤理事長、三坂代表、林田館長(左から)

 都筑多文化・青少年交流プラザ(つづきMYプラザ)、都筑区子育て支援センターPopola、NPO法人Sharing Caring Culture(SCC)の3団体が立ち上げたTIFが初のイベント「DE&I FESTIVAL」を10月1日(日)、ノースポート・モールで開催する。障害の有無や国籍に関わらず、誰もが楽しめる出会いの場を目指す。

 2022年度3月31日現在で、都筑区に住む外国人は3392人。コロナ禍以降は減少傾向にあったが、ドイツの自動車部品大手ボッシュが区内に新本社兼研究開発施設の整備を進めており、今後は多国籍の人口転入が見込まれている。

 こうした背景を踏まえ、多文化共生の取り組みをより強化する必要性を感じた3団体は、新団体を立ち上げ。多様な文化背景を持つ人々が都筑とつながり、ともに地域で暮らすことを目指し、Tsuzuki(つづき) Inte(インター)rnational(ナショナル) Fr(フレ)iendship(ンドシップ)の頭文字をとって「TIF」と命名した。つづきMYプラザの林田育美館長は、「子育てや多国籍など対象の異なる現場を持つ私たちが連携することで、よりよい地域を作れるのではと思った」と設立意図を話す。

 立ち上げ当初は、各団体が現状や課題を持ち寄って共有。そこから何ができるかを考えてきた。ポポラを運営するNPO法人こども応援ネットワークの佐藤洋子理事長は「実際に話を聞き現場を見ることで、得るものがあった。一歩踏み出すことで、知見が一気に広がった」と話す。

多様な団体が参加

 10月1日のフェスティバルは、その名の通り、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)がコンセプト。SCCの三坂慶子代表理事は「一口に多文化共生といっても、『日本人向け』『外国人向け』になりがち。それをまぜこぜにしたイベントにしたかった」と話す。

 その想いを反映するかのように、当日は風呂敷ワークショップや忍術パフォーマンス、インドネシアのジャンケン大会、ネパール民族ダンスなど多様な催しを実施(B1Fのすぽぱーく)。3Fのすぽひろばでは、県立みどり支援学校新栄分教室の作品展や多言語おはなし会(11時〜)、手遊び&わらべうた(13時〜)などもある。詳細はつづきMYプラザホームページで確認を。

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