南山田地区の夏の伝統行事である「虫送り」が7月23日に行われ、近隣に住む人など約600人が参加した。主催は、南山田町内会(岩崎文雄会長)と虫送り行事保存会(栗原毅会長)。
これは元来、稲につく害虫をたいまつの灯りで集めて町内の外まで送り出すための行事。街の開発が行われ、田が減った今では、”災い”を害虫に見立てて行っている。
当日は、お囃子を先頭に、小学3年生以上の子どもたちが約230本のたいまつを手に町内を練り歩いた。今年は例年よりも参加者が多く、大行列は300mもの長さに。岩崎会長は、「今年はこれまで以上に多くの方に参加していただき、盛大に行えた。これで街の災いも無事に払えたと思います」と話した。
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