NPO法人・森は海の恋人代表 畠山氏が熱弁 敷田県議のフォーラムで
神奈川県議会議員の敷田博昭氏の第7回政経フォーラムが5月30日に新横浜国際ホテルで開催された。
フォーラムは2部構成で進行。1部で講演会、2部で県政報告会を兼ねた懇親会を開いた。
講演会にはNPO法人「森は海の恋人」の畠山重篤代表がゲストスピーカーに招かれた。宮城県気仙沼市で牡蠣の養殖業を営む畠山氏は、気仙沼の海を守るため、河川の上流域である岩手県一関市の森で約20年間植樹活動を行ってきた人物。東日本大震災では集落のほとんどが津波で被害を受け、家業の牡蠣養殖業も壊滅状態となったという。「一時は海辺から生き物がいなくなりまして、海が死んだのではないかという恐怖に襲われました。しかし海は復活しました。森が海に栄養を運び、生き物たちが戻ってきたのです」。森と川と海はつながっている。豊かな漁場を育むためには森を育てる植林活動が重要だと訴えた。畠山氏はこのほど国連からアジア地区代表として「フォレスト・ヒーローズ賞」を受賞し、その経緯などについても話を披露した。
この日のフォーラムには250人以上が来場。懇親会では多数の来賓なども紹介され、親交を深めた。
能登半島地震 横浜市の募金額は5528万円4月30日 |
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