荏田南小 差出人は10年前の自分 タイムカプセルを開封
照れながら手紙を読む卒業生
荏田南小学校（荏田南２の５の２）で８月17日に行われた夏祭りの会場で、10年前に埋めたタイムカプセルの開封式が行われた。
タイムカプセルは03年度のＰＴＡ行事として実施した「親子わくわくデー」で埋められたもの。当時在学していた生徒や教員、地域住民などが10年後の自分にあてた手紙約７００通をカプセルに入れた。
開封式では当時のＰＴＡ会長や校長などが集い、鍵のかかったカプセルを開封。手紙を書いた卒業生たちが行列をなしていた。当時の近況や写真、メッセージがつづられた手紙を見た人たちは大はしゃぎ。親からの手紙が内緒で同封された人もおり、涙ぐみながら読む姿も。10年前にタイムスリップしたように、当時を懐かしむ様子が見られた。行事に参加した加藤かな子さん（21）は「将来の夢について書いていました。学校の先生になる夢を叶えるために、今は教育実習中です。昔の自分に勇気づけられました」と話していた。
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