池辺町 40年ぶりに神輿が町に 豊作願う例大祭
池辺町の杉山神社(池辺町2718)を会場に9月23日、例大祭が行われ、約2000人が訪れた。会場で花籠演舞が行われ、約40年ぶりに神輿が町内を練り歩いた。
秋の豊作を願い、戦前から行われている同祭。一般的には神輿の露払いとして掲げる花籠だが、同祭では花籠を持って回るなど独自の演舞が特徴になっている。
当日は境内に花籠が登場。人の2倍ほどの高さがある色鮮やかな花籠をダイナミックに回転させ、傘のように開く姿が会場を盛り上げた。
また今年は主催の池辺町連合自治会(島村茂会長)の企画により、神輿が池辺町内を練り歩いた。例年は杉山神社の境内のみで披露されていたが、同会の「伝統ある神輿を町の人に広く見てもらいたい」という想いから実現。神輿が鳥居をくぐり、担ぎ手の大きな掛け声とともに町内を1周した。沿道は見物人などで行列ができ、約40年ぶりの姿に大きな歓声が上がっていた。
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