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ものづくりを街のブランドに (株)スリーハイ
「ものづくり企業として、都筑を盛り上げていきたい」。そう話すのは、(株)スリーハイ(男澤誠社長)の社員、中山勉さん。同社が立地する東山田工業団地は、製造業者など93社の企業が集まる準工業地帯。同地域をはじめ、都筑区は市内第2位の製造業集積地で、独創的な製品をもつ企業が数多く存在する。
例えば同社で扱う主な商品は、柔軟性に優れ、曲面や円筒などの形にもフィットする薄いシート状のシリコンラバーヒーター。工場の配管の凍結防止や、ホットプレートなど身近な商品の内部にも使用されている。 しかし、産業向けの専門的な商品は一般的にはわかりづらいもの。優れた技術を有する企業が立ち並ぶ工業地域は街の魅力のひとつであるにも関わらず、その存在はなかなか知られていないという状況もある。
そこで同社は、少しでも街の人との距離を縮めたいと、地域に関わる取組に力を入れている。昨年4月頃には、インターネットサイト『つづきっず・はい!』を開設。「子どもたちにとって、都筑に住むことがもっと楽しくなるように」というコンセプトで独自に街の情報を発信している。ほかにも、中学生の職業体験受け入れや地域活動にも積極的。製造業側がオープンになることで、認知度の向上を目指す。ものづくりが都筑の新たなブランドになって、またひとつ街の魅力が増える日は近いかもしれない。「街と触れ合うことで、自分たちも成長できると感じています。地域に根差し、恩返ししながら一緒に歩んでいければ」と、中山さんは話している。
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