生徒が考えるいじめ対策 歴博で横浜子ども会議
市内の小中高校生たちが、3回にわたりいじめをなくすための対策を話し合う「横浜子ども会議」が今年も開かれている。これは、いじめ問題を子どもたちで解決する力を育てようと、横浜市の主催で昨年から行っているもの。各校代表の小中学生による「各区横浜子ども会議」と市立高校の代表生徒による「高校横浜子ども会議」で出た意見を、8月19日に横浜シンポジア(中区)で開かれる「横浜子ども会議」でまとめる。
都筑区の「各区横浜子ども会議」は7月11日、市歴史博物館で開催され、区内の小中学生など約30人が参加した。
今年のテーマは「想〜相手と心から向き合うための具体的な取組〜」。11日の会議では、いじめの対策方法として「一人ひとりを大切にするためにできること」、「学校のみんなでできること」、「まちの人とできること」の3つの視点からそれぞれ意見を出し合った。話し合いは地区ごとのブロックに分かれて開かれ、あいさつ運動の強化や、地域の人との交流、相手を認めることなどの対策が挙がった。参加した東山田中の結城拓海さん(15)は「普段小学生といじめについて話し合うことがないので、新鮮な意見が聞けた。いじめにあっている生徒をみかけたら、声をかけたい」と話した。
能登半島地震 横浜市の募金額は5528万円4月30日 |
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