公共施設を中心にカラオケ教室の講師を務める牛久保東在住の深川武夫さん(72)が10月20日、TALIESINレコードから三川たけしの名でオリジナルCD『残り火』を発売した。
歌好きが高じて、11年前からカラオケ塾を開いている深川さん。現在では各所合わせて60人ほどの生徒がいるそう。「一生のうちにCDを出すことができたら」という夢を叶えるべく、1年間にわたりスター音楽学院のレクチャーを受講。カラオケ認定講師の資格を取得した後、同学院に応募し、今年5月、ついに曲が出来上がった。「この世に1曲しかないものだから嬉しいですし、自慢になりますね」と頬を緩ませる。
昔から「3度の飯より歌が好きだった」。現役時代は東急バスの運転手として42年間職務を全うした。担当の綱島―江田駅間を運転していた時、乗客がいないと思い演歌を歌っていたら『お上手ですね』と声を掛けられ顔を赤らめたことも。
CDは仲間や近所に配るなどしたが評判も上々とのこと。歌詞には自身の感情がうまく移入できるよう、人生や出会いと別れなどの世界観が反映された。「これからも気張らずやっていって、教室を増やしていけたら」と次なる夢を語る。*CDに関しては深川さん【携帯電話】090・2323・3268まで。
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