区総合庁舎1階(茅ケ崎中央32の1)で11月15日、「知的書評合戦ビブリオバトルINつづき@2014」が行われた。
ビブリオバトルとは、バトラーが各々好きな本を紹介し、その中から観覧者が最も読みたいと感じた1冊を投票で決めるプレゼンバトルのこと。
今回のテーマは「20(はたち)の前に読む本」。当日は約30人が訪れ、熱のこもったバトラーたちの書評に観覧者は耳を傾けていた。
最も票を集めたチャンプ本に選ばれたのは、田中肇さん(62)が紹介したシュリーマン著『古代への情熱―シュリーマン自伝(新潮文庫・1977年)』。アマチュアの考古学者が子どもの頃に描いた夢を追いかける話を、観覧者に語りかけるように紹介した。田中さんは「20歳以下の人だけでなく、夢を叶えたい大人にも読んでもらいたい」と話した。
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