鹿児島県で1月10日から行われる「全国高等学校弓道選抜大会」。区内の川和高校(市毛正仁校長・川和町2226の1)弓道部が昨年11月9日に県立武道館(港北区)で行われた県予選女子団体戦で優勝し、全国大会への出場を決めた。
同校が団体で全国選抜に出場するのは1998年以来、15年ぶり。大会を目前に控え、メンバーは最後の調整に入っている。
県予選の団体戦は3人で1チーム。1人4本の矢を放ち、計12本の矢が的に当たった回数で競う。全国へ進めるのは優勝した1校のみ。県内66校が出場し、全国への切符を争った。
同校からは石井琴美さん(2年)、植木すみれさん(2年)、小美野陽菜さん(2年)、山下夏鈴さん(1年)の4人がメンバーに抜てき。精神面が特に重要となる弓道でプレッシャーが重くのしかかる中、一次予選を突破。準決勝では市立東高校(鶴見区)と対戦。前半で大きく離されピンチを迎えたが、メンバーの「絶対に負けたくない」という想いから、3本目を全員が的中。後半で怒涛の追い上げを見せ、逆転勝利を決めた。勢いに乗った同校は決勝で川崎商業高校(川崎市)を破り、県の頂点に。石井さんは「反省点も多かったけど、実力を出せてうれしい。全国では皆中(4本すべて命中させること)を目標に戦います」と意気込んでいる。
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