利用者を車いすで救出
グループホーム春風の丘（山崎由紀ホーム長・牛久保東３の23の35）で３月５日、災害時消防応援協力協定に基づく合同避難訓練が行われ、約30人が参加した。
同所は２０１３年、牛久保東町内会（長澤政夫会長）と災害時の消防応援協力協定を締結。非常時には地域の住民が利用者の救出に協力するなどの内容が盛り込まれており、日常的に顔が見える関係づくりを行うほか、定期的に避難訓練などを行っている。
今回は春の火災予防運動週間にちなみ、都筑消防署員の立会いのもとで実施。スタッフが少ない夜間に火事が起きた想定で、緊急メールを受信した町内会員が車いすで利用者を運び出すなどの救助活動を行った。利用者９人全員の救出時間は約５分。その後は反省会が行われ、車いすを使用する時の注意点を話し合うなど、災害時に協力して被害を抑える「共助」を推進する訓練となった。
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