ドイツに本社を置くテュフ ラインランド ジャパン(株)のテクノロジーセンター(北山田)で8月19日、近隣の小学校高学年の女子児童を対象に「夏休みガールズデー」が行われた。
ガールズデーとは、女性の技術進路を後押しするためにドイツ政府が行っている取り組み。世界各地へ輸出される工業製品などの安全試験や認証を行う同社でも3年前から開催しているイベントだ。
今年は14人が参加した。女性社員らが製品の安全を守る仕事とは何かレクチャーをした後、ラボ(試験所)の見学ツアーを実施。実際に試験が行われているラボを訪れ、製品が温度・湿度、衝撃などに耐えられるかテストする様子を見て回った。また、自動車の自動運転機能などに使われる「カメラモニターシステム」の正確性や安全性を確かめるラボも見学。国内の第三者機関で試験を行うのはここだけだという。参加した5年生の女子児童は「安全ってどんなことか改めて考えた」と話した。その他、電気通信大学の女学生と一緒に、新型ベビーカーを開発し必要な安全試験を考えるワークショップ=写真=なども行われ、様々なエンジニアの仕事を体験した。
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