茅ケ崎中央在住で園芸家として全国で講演などを行う国吉純さん(54)=人物風土記で紹介=が23日、著書『瀬戸田レモンに恋して』を出版する。
広島県の生口島(いちくじま)と高根島(こうねじま)にまたがる瀬戸田地区はレモンの生産量日本一を誇る地域。国吉さんは島々に6年間通ってレモン農家の活動や思いを綴った。その他にも、島周辺スポットのガイドやレモンの育て方、レモンを使った料理のレシピなども収録されており、瀬戸田レモンの魅力が詰まった一冊となっている。
家庭菜園ブームが起こっていた2007年、園芸と農業の違いを学ぶため国吉さんは都内のビジネススクールに通い始めた。講師の紹介で、島のレモン農家に出会い、交流を深めるにつれて「この体験を本に残そう」と決意。昨年夏から執筆を始め、1年で書き上げた。写真やイラストも盛り込み、見やすさにもこだわった。「瀬戸田レモンのことを知ってほしいし、実際に島に行ってみてほしい」と国吉さんは話す。
同書は(株)ザメディアジョン発行。横浜市内や東京など全国の書店で発売予定。Amazonでも予約受付。定価1600円。
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