窓口で対応する職員
東山田郵便局（東山田町）で先月19日、振り込め詐欺を想定した窓口対応訓練が行われた。主催は都筑警察署（鑓溝裕也署長）。
この訓練は、郵便局利用者が振り込め詐欺被害に遭う想定で実施。局内で多額の現金を引き出そうとした場合の適切な対処を学ぶために実施されたもの。当日は同局の職員５人が訓練に参加。防犯指導員扮する顧客役の対応にあたった。
窓口で「現金５００万円を下ろしたい」と話す顧客役に対し、職員は「どんな用途に使いますか」「家族はこのことを知っていますか」などと細かなヒアリングを実施。同局の佐藤隆弘局長も加わって利用者を説得し、被害を防ぐまでの流れを体験した。職員は終始落ち着いた様子で訓練に参加していた。
10月末現在の区内の振り込め詐欺発生件数は１件、被害額は０円に抑えている。被害を防ぐため、都筑警察署はこうした訓練を区内の金融機関で随時行っているという。
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