窓口で冷静に対応する行員
三菱東京ＵＦＪ銀行港北ニュータウン支店（荻野淳二支店長）は先月18日、都筑警察署指導のもと、振り込め詐欺を想定した窓口対応訓練を実施した。
この訓練は振り込め詐欺の被害を未然に防ぐ事を目的に、利用者への適切な対応を図るために行われた。
当日は同署の防犯指導員が顧客役に扮し、多額の現金を引き出す想定で実施。窓口を担当した行員は、現金の使途や支払い先の聞き取りを行い、詐欺被害の可能性を探る練習をした。質問項目は警察の指導で作成したものを採用。焦った様子の利用者役に対し冷静に応対していた。
同支店では今年6月、声掛けにより１０００万円の被害を免れた実績もある。荻野支店長は「窓口だけでなく、ＡＴＭで操作に手間取っているお客様にも積極的に声掛けを行い、損害を未然に防ぎたい」と今後の業務に役立てる意思を示した。
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