せせらぎ公園古民家(新栄町17)で人日(じんじつ)の節句の1月7日、春の七草が入った「七草がゆ」が先着100人に振る舞われた。同公園管理委員会が主催。
その年の無病息災を願い食べられる七草がゆ。同園では、10年以上も続く、毎年の恒例行事となっている。
当日は、小さな子ども連れの家族から年配の人まで、多くの人がかゆの入った釜の前に列をなし、開始30分で完売した。
七草は神奈川県産を使用。子どもでも食べやすいよう苦みを少なくし、優しい味になるよう工夫しているという。参加した子どもの保護者は「0歳児でも食べてくれるので嬉しい。こういった行事を家で行うのは難しい。伝統文化を受け継ぐのは教育にもなるので続けてほしい」と話した。
また、同園の眞田美樹事務局長は「昔ながらの風習を通して、地域の方々の憩いの場になってくれれば嬉しい」と声を弾ませた。
今後の行事予定は、桃の節句に向けて2月18日(土)から3月5日(日)まで、雛人形が飾られる。
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