幕末から明治を生きた川和町の商人、中山恒三郎邸から数万点にも及ぶ歴史的資料が発見され先月28日、その一部が報道陣らに公開された。(公社)横浜市ふるさと歴史財団が主催。
敷地内の書院や蔵からは村役場の古記録や酒屋の看板、陶器類など様々なものがダンボール約300箱分見つかった。
菊の栽培や製糸工場、酒問屋など幅広い事業を展開していた中山家。資料の解読で、当時の市民の生活や行政などの歴史が明らかになるという。
6代目当主の中山健さん(54)は「こんなに多くの資料があるなんて驚いた。地域の歴史研究に役立ててもらえれば」と話した。資料は全て同財団に寄贈され、調査研究員らが約10年かけて整理していく予定。
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