「第1回私の好きな都筑フォトコンテスト」の入賞作品がこのほど発表され、水原和夫さん(71・茅ケ崎南在住)の作品が最優秀賞に輝いた。
コンテストの主催はセンター北駅周辺の情報を発信するフリーマガジン「港北NT Style Book GARDEN」編集部((株)ウルプラス)。「読者と都筑区の良さを共有したい」という同社の不破肇代表取締役の思いにパナホーム(株)(中川中央)や周辺企業が賛同し、開催が実現した。春から夏にかけて公募したところ235作品が寄せられ、横浜市出身の写真家・森日出夫さんを中心とする審査員の選考を経て計10作品に賞が贈られた。
最優秀賞の作品は、冬のせせらぎ公園(新栄町)の写真。水原さんは地元の写真クラブに所属し、自宅周辺を散歩しては目に留まるものを撮影するそう。作品は数年前に撮ったもので、「この辺でこんなに雪が降るのも珍しいと思って撮影した。公園も好きだし、お気に入りの1枚」と話した。審査員は「年間でも少ない情景を絶好のシャッターチャンスで撮影している」と絶賛した。
次点で小林明香さん(30・港北区在住)が優秀賞を受賞。七夕の都筑民家園で浴衣姿の姉妹を収めた同作品は「表情がいい。幸せなひと時の一瞬を写している」と審査員は評価した。小林さんは「この写真を撮りたくて朝一で撮りに行きました。賞をとるなんてびっくり」と感想を話した。
同コンテストは都筑区の街の記録として保管し、次世代に魅力を伝える目的もある。不破代表取締役は「初めてでしたがたくさんの応募を頂き嬉しい。今後も続けて人々の生活の風景を残したい」と話した。
入賞作品はパネルにしてパナホーム(株)住まいと暮らしの情報館横浜1階に年末まで展示されている。
都筑区版のローカルニュース最新6件
能登半島地震 横浜市の募金額は5528万円4月30日 |
|
|
|
|
|
|
<PR>